こんにちは、チャコです。
今朝は、朝から調子悪いです。
持病のせいで、痛い痛い・・・。
専業主婦なので午前中は横になっていました。
持病悪化のためパートも辞めました。治る予定がないのでパート再開は、体に鞭うつしかないかな・・。
金券とかポイントとか全部含めていいのなら、パート行ってるぐらいの収入はあるので、そこをもっと頑張ろうと思います。
パートに行く以上に作業していますけどね。午前中、横になっていた分を取り戻さなきゃ・・・今日は無理かな。
・・・といろんな方向で言い訳するチャコでした。
昨日は比較的楽天的な育児楽論を展開しましたが、光があれば闇があるもの。
毒親育ちなので全体的に毒色なんですが、今日は闇中心に「楽」に思った理由を書いてみました。毒親育ち、幸せにしてても土台が真っ黒!
子育て「楽」は、子育ては地獄!だった母のおかげ
「子育てが楽」なのは自己暗示かも
チャコ的には、子育ては楽しいです。楽しいので、楽です。
反対に、苦しくって不幸なら、ちょっとした作業だって「苦」です。
辛いと思っていれば、どんどん辛くなります。
不幸と叫べばどんどん不幸になります。
私の母は、その生涯すべてをかけて、そう私に教えてくれた気がします。
本当は輝いたはずの母の人生
私は、子供の頃から母に、子育てがどんなに苦痛で辛いことか叩きこまれてきました。
字のごとく叩かれていました。
「子供さえいなければ!おまえのせいで、人生滅茶苦茶だ。」
子育てと言うのは、一人の女性を滅茶苦茶にするもの。だから、子供は感謝して親の操り人形として奉仕しなければいけない、と教え込まれていました。
もし私が産まれなければ、
「父と離婚して、寿退社した会社に戻り、そこの社員の(その後出世する)AさんかBさんと再婚するか、世界的な大金持ちと結婚できた。文化教室で才能を発掘され、世界的なデザイナーもしくは芸術家もしくは芸能人になっていた。その全ての可能性を奪ったのはオマエだ!」
と主張しています。現在進行形です。自己愛性人格障害の特徴をフル装備しているのがうちの母です。毒親に多い特徴です。
子供の頃は、大変申し訳なく思っていましたが、
- 私は、結婚してから授かった子なので、父との結婚と出生は関係がない。
- あの時代、お嫁さん候補のお茶くみ女の子が一度寿退社したら、戻れるわけない。
- Aさんとか、Bさんって・・・ただの同僚では?せめて一人に絞ってくれ。
- 大金持ちとの結婚は、たまたま乗り合わせた飛行機の席が隣の大金持ち外人に見染められる設定なんだが、アラブの金持ちレベルがなんでエコノミー席にいるの?仮にいても、結婚までどうやって進展するんだ???あんた英語も話せんだろ???
- OLの習い事レベルで世界には羽ばたけまい。せめて1つに絞ろうよ?習い事を2つ3つしていたが、全部の先生にメチャ褒められて才能あるって言われていたらしいけど、それ、リップサービスだから!
子供の頃は、申し訳なく思っていましたが、大人になった今、ツッコミどころが多すぎて、怒りよりもバカらしいです。
母は、
「世界一美しくて、賢くって、完璧な私におまえみたいな子供ができるのはおかしい」
と主張していました。病院で取り違えられたに違いないと夢見ていました。「父にそっくりで腹が立つ」が口癖のくせに・・・
「でも、世界一優しいからオマエの面倒もみてやるんだ。他の人がおまえのお母さんなら、おまえなんかもう生きてないよ。おまえのこと好きになるやつなんているわけないんだから」
空想と現実がゴッチャな母
子供心にも、母は頑張って家事・育児をしていました。
毒になる部分さえなければ、よいお母さんです。だから、棄てられないんです。
本来なら、男の子で、勉強しなくっても東大に行けて、噂をききつけた芸能プロダクションが次々と家に押し寄せるような美少女(男じゃなかったの!?)で、練習しなくってもオリンピック選手になるような子供が母の子でした。
その空想の子供は、私と一緒に育っていきました。最新では、家政婦のような嫁をもらって同居してる設定です。私の空想癖は母譲りかもしれません。
常にパーフェクトな本来、母の子供となるはずだった子・・・・その子が私に邪魔されることなく、ちゃんと母の元に産まれて居れば、母は幸せだったはずです。
※パーフェクトな子は、天国で私に騙されて、本来産まれる予定だったのに、私にとって代わられたそうです。だから私は意地悪なのだそう。知らんがな。
本来産まれるはずだった男の子。
その子のかわりに、私を歴史に残るような偉大な画家にしようとしました。
「頭悪くても、画家ならなれるでしょ?」
って。(↑こういうセリフを吐いて美大受験させようとする毒親けっこういます)
「有名にならないならしんで!」
と莫大な保険金もかけられました。
確かに母は、頑張って育ててくれましたが、愛はありませんでした。
良妻賢母と評価されるためだけに、頑張っていました。
そして、ずっと不幸そうでした。
愛のない子育ては、母親さえ不幸にします。
結婚とは、子育てとは、女を不幸にしかしないんだと思っていました。
でも、絶対にしなくてはならないもの。男よりも稼げなければ絶対にやらなくてはいけないことだと信じていました。
母の子育てイメージ
母が私が妊娠してから贈ってくれた言葉。
子供は絶対産め!
そして苦労しろ!
私より不幸になってお母さんの有難みをわかれ!
大変心温まりますね。おかげで産後鬱になりました。
・・・母は、本音しか言わない人だったのだな・・・と今は思います。
常に本音でぶつかってきてくれました。辛いです。無理です。
母を反面教師に
そんな成育歴なので、子育てとはこの世の地獄みたいに大変なもの。
赤子は、24時間泣きっぱなし。母親は24時間怒鳴りっぱなし。
地獄絵図だ。不幸でしかない。
・・・だから、私は子供を怒鳴らないし叩かないで育てようと思いました。
子供の人生は、子供のものであることを忘れないでいよう。
「大嫌い」のかわりに「大好き」と言おう。
どんなダメな子でも、絶対に愛そう。
「いらない」なんて絶対に言わない。
それで子育てに失敗しても悔いはないし、子供が「失敗」なんて絶対思いたくない。
欠陥品の子供なんだから、欠陥品で当たり前。
地獄の子育てと、ものすごい問題児をイメージして、それでもいいから神様にお願いしました。
そしてやっと来てくれたのが長子。
問題は色々ありましたが、育児へのイメージが地獄絵図でしかなかった私には、全てがたいした問題ではありませんでした。イメージが過酷すぎたのが良かったようです。
全てが尊いです。
産後ハイが12年続いてるのかもしれませんが、子供むっちゃ可愛い。
当初、不安視していた二人目もめっちゃ可愛いです。
「可愛いと思わなきゃ」の強迫が強すぎるだけかもしれませんが、一生とけなくってもいいかなと思います。
「お母さんのおかげで、子供を可愛いって思えるんだ!感謝しろ!!お母さんは子供を一度も可愛いと思ったことがないのに!!」
二人目出産後に、母が怒鳴り散らした言葉です。
確かに、お母さんが不幸すぎて、子育てのイメージが悲痛すぎたため、子育てがイージーに感じます。でも、感謝はしないよ。
そして、私も母の子。良妻賢母を目指すあまり、おかしなふうにならないよう常に気をつけたいと思います。
うちの母は、私が大学生になって以降のほうが猛毒でした。
だから少なくとも後20年・・・同じように暴走しないよう自分を律しようと思います。
虐待を連鎖させない・・・それが目標です。
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