こんにちは、チャコです。
長年の夢が叶いそうだったのに、台風でほぼ中止。延期なし。
今回の台風も、40歳前後が就職氷河期で苦労しているのも、全部私のせいの気がしてきて、ちょっとメンタルが地味に下降気味。
前回は、「自分の親が毒親だと気づけなかった理由」を書きました。
今回は、続きです。
外面が理想的な両親
お母さんは、ジェットコースターのような性格。
お父さんも、発達障害か何かを疑うレベル・・・
なのですが、外の世界では子供思いの素敵な両親という設定でした。
母の狂乱ぶりはたくさん書いてますので、父は、こんな感じとして過去記事リンクしておきますね。
お母さんはチャコの同級生たちから、
「チャコちゃんのお母さんは優しくって面白くっていいなぁ」
とよく羨ましがられました。
母の凄まじい過干渉を過保護と勘違いした同級生には、
「親に甘えすぎ」
と断罪されたり・・・
お父さんも、
「若々しくて格好いい優しそうなお父さん」
という評価です。
母の友達関係は昔から微妙なので、性格に問題ありなんだろうな・・・と今では思いますが、父は違います。
ソコソコの大企業でそこそこ出世した父。
今でも定年退職してもう何年もたつのに、当時の部下たちが家に遊びに来たり、そのまま泊まっていったりしています。
嫌いな元・上司のところにところに、高い交通費を払ってわざわざ遊びにくることはないと思うので、かなり慕われていると思います。
また、小学校の同級生たちと毎年旅行に行きますが、その中心も父です。それも引っ張るタイプと言うよりは、孫悟空を支えるピッコロポジ。
明らかに外の世界では、人格者として慕われてるんですよね・・・。
家の中の父は、空気読めなかったり、人の気持ちとか全くわからないし、話も理解する気もなく・・・
ブログ読者からも、
「お父様は、発達障害か何かでは?」
とアドバイスもらいますが・・・違いますよ、たぶん。
サイコパスとかでもなく、外では本当にいい人で、そのストレスを家族・・・チャコにぶつけてるんだと思います。基本ですね。
両親がそんな評価なので、そんな優しい家の子のチャコは、恵まれた子供として扱われるんですよね。虐待児の特徴おさえまくりなのに・・・
「苦労してないから、苦労を教えてあげる」
という親切な人がたくさん現れて、叩きのめされましたわ。
その人たちは、生れながらに恵まれ愛され育ったヤツをコテンパンにやっつけることで、溜飲が下がってるんだろうけど・・・人違いですから!!むしろ、同族です。
そんなこんなで、
問題があるのは私。
両親は素晴らしい。
私一人がただただ異質で悪い。
という気持ちを強化していったんでしょうね・・・・
こんなだから、不幸そうな家庭は不幸だろし、
幸せそうな家庭も問題だらけに違いないと思っています。
まあ、外顔も悪い親の方が大変だろうから、実際恵まれているんだろうけど。
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真面目な優等生は問題ない子
毒親育ちはザックリ分けると、問題児になるか良い子になるかに分かれるようです。
問題児は、家庭に問題がある感じ半端ないですよね。
中には、ファッションヤンキーってだけで、コスプレ感覚でヤンキーを演じている幸せ家庭で育ったタイプもいるでしょうけど。
令和の今は、昔みたいにわかりやすいヤンキーは絶滅または絶滅危惧種みたいですね。
反対に良い子は、家庭がしっかりしている風に見えるようです。
令和の今はわかりませんが、問題ない子は基本問題なしってことで気に留めてもらえないんじゃないでしょうか?チャコはそうでした。
自己肯定感の高い良い子は、実際愛の溢れたしっかりしたお宅の子なんだろうと思いますので、問題ないんでしょうかねぇ?
チャコは、真面目な良い子でした。
それも地味で大人しい真面目な良い子。
特に派手ないいことも、悪いこともしないので、印象も薄いんですよね。
だから真面目にいい子にしていても、「普通」で特に承認されることもなかったです。
むしろ、ヤンキーが気まぐれに普通の人が普通にしていることをするだけで、「本当はいい人なんだ!」と思われる反対バージョンで、普段害のない優しい人でいるのに、何か失敗すると盛大に責められるんですよね。
良い子=家庭に恵まれている偏見で、イジメにあっても、
「○○の家は今大変なんだよ。
幸せなんだからちょっとぐらい我慢してあげなよ。優しくないな。」
で終わったり。
うちの家も両親が物を投げあって連日大喧嘩してたのに。
初めて会ったばかりの人にも、
「君は、お嬢様育ち?守られて育ってきたでしょ?苦労してないよね。」
と出合って3秒で攻撃的に言われたり・・・挨拶が↖これだった時は流石にビックリしたけど、その後はもっと爆弾発言だらけでメンタルやられたな・・・(詳しくは氷河期の職場・奴隷編でまたいつか)
「そんなことあるか!」
と思っても、あんまり言われると
「そうなのか?おかしいの私なのか?」
って気になるよね、自信ないし。
他にも「自分の親が毒親だと気づけなかった理由」はたくさんあるけど、
「私の両親は素晴らしい。私は幸せ!
幸せなんだから我慢しないと。
辛いと思うのは私の人間性がおかしいから!
幸せなんだから、我慢しないと!!」
と思い込むことに必死すぎて、何も見えてなかったんだよね・・・
そもそも幸せだからって、生贄になる必要も、我慢する必要もないのにね。
子供時代に親が毒親と気がついても生死にかかわるから、脳が無理矢理シャットアウトしてたんだろうけど・・・生き延びるためなら目に映る景色すら変更してしまえる脳って一番やっかいだなって思うわ。
親にも脳味噌搭載されているから、母の目には、母が言うとおりの私しか映ってないのだろう・・・
だから、私がどんなに母を愛しても、どんなに母のために頑張っても、母には出来損ないの根性曲がりとしか映らない・・・
自分の親が毒親だと気づいてから、自分の心の声も前より聞けて、大変楽になりました。
閉じ込められていた箱の蓋が開いたような爽快感と恐怖でした。
もしかして「毒親?」と無理矢理こじ開けたパンドラの箱でしたが、最後に残ったのは怒りでも恨みでもなく「希望」です。
親への希望でなく、私の未来への希望です。
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