毒親育ちの子育て&本当の話

毒親育ちですが、幸せに子育て中。

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自分のない毒母の教育虐待 

こんにちは、チャコです。

今回は、前回の続きです。

チャコの人生は、低空飛行なものの何もない人生だと思っていましたが、文章にしてみるとなんだか壮絶ですね。

全然、幸せじゃない・・・

幸せなのに幸せと感じられない私は、欠陥品・・・

と思っていましたが、そうでもないですよね。実際、幸せを感じられなかったのだし。

壮絶といっても、客観的に見ると恵まれているところも多々あり、不幸な人の輪にも、幸せな人の輪にも入れない疎外感がありました。

この疎外感の正体も今は知っています。

ここで掘り下げると、また話が別の話になるので、いつかまた。

 

続 教育虐待 有名になれないなら「死んでほしい」

前回からの続きです。

自分にとって、かなり苦しかったようで、ネガティブパワー全開。

3度書き直しましたわ。

あまりに暗くても読む人しんどいですからね。

・・・書き直したら、もっと暗くなりましたけど・・・

しかも超!超!長文ですしね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

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毒親もまた毒親に育てられた・・・というのは有名な話。

突然変異もあるだろうけど、1億総アダルトチルドレン国家・日本。

誰もが毒親育ちであっても不思議でないし、だからこそ焼け野原からあっと言う間に経済大国にジョブチェンジできたとも言える。

アダルトチルドレンは、本人が苦しいだけで、真面目で頑張り屋で我慢強いとか長所は盛りだくさんですからね。その長所が本人の首を絞めるのだけど。(注・一切あてはまらないACさんもいます)

 

うちの母もエンドレスで親の悪口・愚痴を言い続けられる人だったので、毒親育ちで間違いないです。ただ、愛玩子と思われますが・・・

毒親育ちゆえなのか、強烈な個性を発揮しているものの、中身は空洞なんでしょう。

その証拠に、「世間様」が何か言えば、あっさり全部をひっくり返しました。

その都度、娘の私への方針が変わるので、今日まで白かったものが、明日から黒になるのも日常茶飯事でした。しかも、私が悪いことに変換されているし。

 

絵画展の前には、大学で教授による研究会がありました。

卒業生もこのときは研究会に出席するので、卒業後何年かはチャコも参加していました。

本画に入る前にエスキース(試作のための下絵)を見せたり、小さいサイズの絵画展の場合には途中経過をみてもらったり・・・

この時言われたことは母に一言一句もらさず報告していました。毒親あるあるの「親に何でも報告」です。一見仲良さそうですが、束縛系DV彼氏に今日会ったことを全部報告するイメージです。言っても言わなくても殴られる的な。

ある日のこと、先生がたぶん軽い気持ちで、

「チャコさんは風景ばかりね。若い時はいろんなモチーフ(題材)に挑戦してもいいんじゃないかしら」

と言われました。

 

その日から風景画が禁止になりました。

 

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マリオネットの私。

中身はすっからかん。

唯一、情熱を持って描ける題材であったのに禁止です。

その題材であったからこそ、入選したり賞もとれたのに、母は何もわかっていない。

 

「じゃあ、何を描いたらいいのか?ちゃんと先生に聞いてきなさい。」

母の疑問は、どうしたら賞を取れるか。

その疑問を私に聞きに行かせました。

なので、

「入選することばかり考えていちゃダメだよ」

とお叱りを受けました。当然です。でも、聞かなきゃコロされちゃうんだよ?

でも、当時の私は一切入選することに興味がなかったので、きょとんとしていました。

私はそんなこと思っていないのに、まるで入選するためだけに描いていると思われて悔しい!!ぐらいに思っていました。いろいろ乖離してますね~。

今振り返ると、どうしたら虐待されないかだけ考えて描いていただけなんですよね・・・でも、虐待されていることに当時は気がつかなかったので、????でした。

当時、虐待だと気がついていたら、殺されるか犯罪者になっていただろうから結果オーライです。

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私の人生を全部操作する母。

当然、作品のことについても口を出し始めました。

特に家で制作しだしてからは、

「ここは、こうしなさい。こっちは、こう塗ったほうがいい。先生は、なんて言っているの?先生の言うとおりに描きなさいよ!入選しなければ意味がないのよ!本当に先生の言うとおりに描いたの?」

と指示し始めた母。

子供の頃、絵が上手って言われた以外は、特に専門に勉強するわけでもないド素人なのに。

絵にも決まりごとがあり、いい構図と悪い構図もあるのに、全体のバランスとか全部無視で「指導」してくるのは苦痛でした。

基本、

「チャコにできることは、もっと自分(母)はできるはず!」

と思っていますから。

反抗しながらも「母の言うとおりにしなければいけない」呪いがかかっていましたから、最後は折れました。

いつも反抗はするんですが、最後は泣き叫びながら折れる結果となりました。殺されるのも犯罪者になるのも嫌ですから。

最初に反抗するので、

「いつまでも反抗期の子供」

と思われていた気がしますが、

「お願いだからそれはやめて!!」

という言葉であり、反抗と言えるのかな?

そんな感じのやり取りを幼少の頃から何度も繰り返して大人になり、大人になっても続いていたので、母が決めたこと以外の行動をとると平静ではいられませんでした。

 

もの凄くしょうもない事でもこんな感じでした。

 

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※ いつもと画風が違うのはワザとでなく、なんか変なボタンに触っちゃったようで、ペンタブの仕様がかわり、塗りつぶしができなくなったからだけです。

デジタル、さっぱりわからん・・・

「お母さんの言う通りにしなきゃ」の代わりに「デジタルサッパリわからん」

に置き換えると↗今の心理状態www

 

このやり取りが人間関係の基本になっているので、他人に対しても、

「全部言うこと聞くから、全部決めるか許可して!」

という姿勢になった気がします。

この思考だと、モラハラ系の人がいっぱい寄ってきます。

 

芸術って自分の中のモノを捻り出す作業だと思うんですよ。

先生が言った通りに全部描いていたら、最早自分の作品でもありません。

それでも、自分の中のものは出てくるので、それが気持ち悪かった!!

当時は、

「我の強い、親の言う通りに行動出来ない我儘な欠陥人間。」

と思い込まされていましたが、今振り返ると我が強いどころか、自我が乏しかった・・・

中身なんて何もない、

空洞で、怒りと苦しみしか入っていない人間、だったんですよね。

明るい色彩の絵を描いていましたが、そういったものがシミのように浮き出て見えました。実際には、シミなんかありませんが、とても怖いものを感じていました。

 

結局、どんなに怒鳴られても、どんなに馬鹿にされても、絵は描けなくなりました。

「ぐうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!」

って全身で拒否する感じになるんです。

最後に先生に絵を見せた時、先生がぎょっとした表情を見せたのが印象的です。

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結婚する前、義母が親戚に私を紹介したんですが、

「チャコさんは、〇〇展に入選するような立派な画家さんなんですよ。」

と自慢していた日。

2人きりになった時、

「チャコさん、もちろん結婚したら、絵を描くのはやめるのよね?いい加減なことしてたらダメよ!」

と言ってきました。義母は、女は結婚したら、全部諦めて家族に尽くすべし!という古い考えの毒母でした。

この人、私がバリバリ頑張っていると思っているくせに、やめろと言うんだ・・・

と驚きましたが、

やめたくてやめたくて仕方なかったので、嬉しかったです。

あぁ、やっと私にやめるように指示してくれる人が現れたんだ!

と。

だって、どんなに嫌でも自分では決められなかったから。ずっと走り続けるしかないから。

だって、自分で考えるのを禁止されたマリオネットだったのだもん。

「描かなくてはいけない」呪いを「描いてはいけない」呪いで塗り替えて早十数年・・・

本当に筆を折ったので、今では「描け」言われても描けません。

 

このブログを書くにあたり、母のセリフが不適切発言ばかりなので、イラストとしてのせているのですが・・・驚くほど下手くそで、別の意味で書くの嫌ですわwwww

こんなイラスト描くのね・・・と自分で自分に驚いていますが、ちょっと楽しいかな?

アナログならもう少しちゃんと描けるのですが・・・と負け惜しみだけしときます。

 

幸せな日々を送れるようになった今、過去の私に一言いうなら、

生き残るために頑張ってくれてありがとう!

です。

生き延びるためなら、腕の1本や2本・・・という感じの話がよくありますが、

私は「描く」ことを犠牲にして生き延びました。

言いなりになり、我慢することで生き延びました。

もっとうまく立ち回る方法もあったでしょうが、過去の頑張った私を否定したくないので、後悔よりも「感謝」です。

これから「うまく」やっていけばいいんですから。

 

今もまだまだ他人の意見に流されますが、母と精神的に離れた今、本当に自由です!

残りの人生は、自分で考え、行動していくのが目標です。

が、応援してもらえると他人の意見にながされるタイプ故、メチャクチャ嬉しいので、応援宜しくお願いします。

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