こんにちは、チャコです。
毎日更新する勢いで頑張ります!!と前回書こうと思ってたけど、早まらなくってよかった・・・
更新頻度を週3ぐらいに戻したいと思いつつ、一度サボるとサボり癖がつきますね。
とりあえず週2更新はしたいです。
かれこれ3年程毎日更新しているブログもあるので、1日2本更新するのはキッツい。
前回の続きってか、前置き長すぎて本題に入れなかったんだけど。
娘の命よりもドラマが見たい毒母
冬も終わりのはずなのに、とてもとても寒い夜。
チャコちゃん25歳、家の階段から滑り落ちた。
実家は、シロアリの教訓から木を最低限しか使わないコンクリートの塊のような家。
要は、やたらと堅い。
壁も床もほぼコンクリート。石!
普通にこけてもケガする堅さ。
その堅すぎる家が嫌いだった。
そんな家の階段から、滑って落ちて壁に頭を打ち付けた。
玄関ホールで倒れていると、大きな音にビックリした母が玄関ホール横の和室から出てきた。
「なんだ、チャコが階段から落ちたのか。」
といって和室に戻ろうとするので、
「助けて、救急車よんで・・・救急車・・・」
と虫の息でお願いするも、
「アホか!渡る世間は鬼ばかりが始まるから無理」
と行ってしまった。
(ちなみに「渡る世間は鬼ばかり」は、1990年から2011年まで断続的に放送されたTVドラマシリーズです。)
頭が割れるように痛い。
胸が今まで感じたことのない痛みで、息をすることも難しい。
大声をあげて助けを呼ぼうにも声が出ない。
立ち上がることも上半身を起こすこともできない。
しかも、玄関だから外気が流れ込んできて寒い。
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15分程した頃か定かでないけれど、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」がCMに入ったようで、和室横のトイレに駆け込む母。
これで助けてもらえる!!
そう思った私は、トイレから出てきた母に、
「お母さん・・・助けて・・・救急車・・・」
まだ倒れている私を発見して、流石に驚いた母が近寄ってきた。
「そんなに酷くぶつけたの?
大丈夫だった壁!?」
倒れている娘ではなく、壁の確認をする毒親。
古いギャグマンガでありそうなネタを真顔で披露する母。
倒れている娘ではなく、家の壁を確認した母!!!
壁を凹ませた私を蹴り飛ばしたかったようだけど、CMが終わり「渡る世間は鬼ばかり」が始まったらしく、慌てて和室に戻る母。
コンクリートの壁が凹んだと聞いてプチパニックのチャコ。
しびれて動かない手で頑張って頭が割れていないか確認。
(後日確認すると、そこの壁だけ木でした。階段から落ちた時に頭ぶつけて死なないようホームメーカーの優しさ?)
結局そのまま全30分ぐらい玄関ホールで一人倒れていた。
その日はとても寒い夜で、凍死しそうだった。
母のいる部屋には行きたくないものの、立ち上がれない。
ほふく前進で、母のいる和室に移動。
暖房のきいた部屋のコタツに入ることができた。
その後もCMのたびに、
「何を呑気にコタツに入ってるんだ!絵を描け!!そうやってすぐサボろうとする!!!」
と怒鳴る母。娘の体の心配ゼロ。
このようにどんな時も24時間絵を描け!と怒鳴られた結果、絵を描こうとするだけでイライラする体になったわ!(←現在)
↘娘を有名な画家にするために頑張った毒母の話は過去にいっぱい書いてます。
結局、大きなたんこぶと、上半身真っ青(全面青あざ)、あご腫れあがって全身痛・・・で10日ぐらい痛みましたが無事でした。(注・レントゲンとった)
階段から落ちて死ぬ人もいるのにな・・・
危うく最後の言葉が、
「お母さん・・・助けて・・・救急車・・・」
になるところだった。
私を助けてくれる人は、世界中でただ一人、母だけ・・・ってそれでも信じてた。・・・今もまだ信じていて辛い。
私が大怪我や大病すると目を輝かしテンション爆上がりの母だったけど(常に死んでほしいと思っているので)、私は「渡る世間は鬼ばかり」に負けたんだな。
そんな母のために、人生全部なげうって頑張った過去が本当にもったいない。
次回は、母に絶望した話。
ここまでのエピソードでも、まだ私は母を信じていたけど、「この人ダメだ」と心底思った話。
母を諦めた話でもある。
応援してもらえると味方になってもらえたようで嬉しいです。
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