こんにちは、チャコです。
前回から微妙に続いてます。
うちの親、何だか変?
と思っても「うちの親のほうが全然マシ!」って他所のお宅の毒親がその都度現れるので、自分の親が毒親だと中々思えなかった・・・
むしろ、まともな親でよかった―――と何度も思ってたわ。
うちの毒母は、良妻賢母毒親なので、しっかりご飯を作る。
夕飯は、4,5品は作っていたと思う。たぶん、もっと。
ただ、雑なのでよく虫は混入していたな・・・
ちゃんと作ったんだから残さず食え!
ってことで、帰りが何時であろうと、ヘトヘトであろうと、食事を完食するのは絶対だった。
高3の時、期間としては2ヵ月程だが週に6日、予備校通いしていた。
美大受験は、実技が勝負なので、毎日通塾必須。
拝み倒して、最後の2カ月ほど毎日塾に通うことができた。
送迎が嫌だからか、塾は本当に拒む。
教育虐待親なのに、送迎とかマジでしてくれない。
結局、塾に最後まで残りたかったのに、最終バスに乗るため毎日誰よりも早く帰ってたわ・・・。電車とバスの時間もあわず、無駄な時間を過ごしてたな・・・
発狂して「本当に受かるんだろうなーーー???」って殴りつけるよりも、送迎してくれた方が効率いいのにな。叩くのが教育だと信じてる。
そんなわけで夜10時半ごろに帰って、食欲ないのに夕飯をモリモリ食べて、朝の6時半に学校へ行く生活を送っていた。(片道2時間の遠距離通学)
睡眠時間5時間切っているのに「寝すぎだーー!!寝てばかりいる!!」とボコられたり、試験本番が近づくにつれ、母の情緒も更に不安定になり本当にしんどかった。
受験戦争頑張ったけど、ひたすら親と戦っていただけの気もする。
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そんな母だけど、同じ塾のEの親に比べると断然マシに思えた。
Eの父親は、国とか権力とかと戦うのが忙しくって仕事してないらしい。最近は、ネットの世界で国家とか権力とかに盾突いている人よく見るけど、リアルでそんな感じだったみたい。大変そうだった。
塾代も当然払ってもらえず、年を誤魔化して、深夜にバイトして金を貯め、塾通いするパワフルな人だった。
更に、夕飯は家族でご飯を食べるのが家族のルール。
家族のルールが守れないなら、食事はなし!だそう。
塾で夕飯の時間に帰れないEは、受験まで夕飯抜きだった。
もちろん、塾の前に何か食べるとかなし。パン代をくれるとか夢物語。
うちも特に塾前に食べるものとかなかったけど。お小遣いもらってないしね。
水分すら摂らずよく頑張ったな。
元々痩せていたE。
受験前にはTVに出てくる摂食障害の人みたいに骸骨みたいにガリガリになっていた。
最早、病気レベルの痩せ。いや、病院行ったら緊急入院させられそう・・・
そんなEがいたので、チャコは恵まれてるんだなぁ・・・と思っていました。
ちなみに深夜にモリモリ無理矢理食べてたチャコは、デブになってましたわwww
世の中、上には上がいるけれど、下には下がいるんですよね。
「世の中には自分より辛い目に合っている人がいるんだから!」
で自分の問題に目をつぶってしまうと、本当に何も見えなくなっちゃうんですよね・・・
常に恵まれていて、幸せなハズなのに、なぜこんなに苦しいんだろう?私が欠陥品だから?まともな人間になったら幸せになれる?
なんて思って、益々毒人間に支配されやすい人間いなっちゃう。
他人の辛さと自分の辛さは、別問題。
飯抜きも辛いだろうけど、発狂する母に無理矢理食べさせられる飯も美味しくないぞ。
Eは、本当に頑張っていたけど、Eほどじゃないにしろ私も頑張っていた。
Eも私も周囲がドン引くぐらいには頑張っていたしな。
機能不全家庭に育つと、何でも死に物狂いでやる羽目になって辛い。それも、頑張らなくてもいいところで頑張る羽目になるのよ・・・。
しなくていい頑張りなので結果に結びつくどころか、遠回りになるというか、遠ざかるというか・・・・
親と住んでいた頃頑張りすぎて、今は頑張れないチャコを応援してね。
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