毒親育ちの子育て&本当の話

毒親育ちですが、幸せに子育て中。

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レイプされた女は「みんなのもの」になる話が刺さったまま

こんばんは、チャコです。

 

大学生の頃「女盗賊プーラン」を読んだ。

インドが舞台のノンフィクション小説。

11歳で結婚させられ、虐待され、何度も集団レイプされ、誘拐されて盗賊になり、最後は政治家になり暗殺される波乱万丈すぎる女性の話。普通の人なら100回は死んどる。現実の話な上、大昔の話でなく最近の話だ。

本書を読んだ時は、主人公はまだ生きていて、後に暗殺されたニュースが流れ、驚愕したことを今も覚えている。ダイアナが暗殺された時ぐらい驚いた。あっ、ダイアナは事故だっけ?

ちなみにプーランは、ダイアナの2こ下産まれ。

読んで25年近くすぎたので、詳細は忘れたし、間違えて覚えているかもしれない。

とりあえず、インドに行く前にこれを読んだら行くの取りやめるような内容だ。

毒系民大好き「世の中には、もっと大変な人がいる」の「大変な人」の中でもトップクラスなんじゃないだろうか。

が、プーランはアマゾンの口コミ(笑)によると不可触民でないシュードラ出身。

じゃあ、世の中っていうか、インドの中には更に「大変な人」が2億人ぐらいいるのか・・・(カーストにも入れてもらえない不可触民は、2億人ぐらいいるらしい)

「大変な人」が必ずしも不幸だと思って生きているとは限らないんだけどね。

 

25年前に読んだ話なので、大雑把にしか覚えていないのだが、25年間刺さり続けているエピソードがある。(チャコ脳内変化した可能性もあるので、読んでも出てこなかったらすみません。)

レイプされた女は、村人みんなのものにされ、村人みんなにまわされても仕方ない話。

「みんなのものになる」といういい感じの言葉だが、中身としては恐ろしすぎる。

殺しちゃっても大丈夫な「みんなのもの」。

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インドって野蛮!!で終わらせたいけど、

インドのようなレイプは公にはないけれど、日本でも普通にある感覚なんだよね・・・

レイプにかぎらずね。

日本でも、いじめられた人は「みんなのもの」になるんだよね。

長年いじめられ続けているいじめられっ子って、インドのそれとほぼ同じ。

他の人にやれば大問題だけど、その人にやっても誰も何も言わない。どころか加害者側。

被害者が文句を言おうものなら「被害妄想強っ!」とか言われてさらに追い詰められる。

石を投げても大丈夫な存在なんだよね、長年のいじめられっ子って。

そういういじめられている人を見るたびに、プーランを思い出す。

人間は、基本的には残酷で血を好む。

弱いとわかれば食い殺される。

そんな人間の本性が見えるから、いじめられるより、いじめられている人を見るほうが恐ろしい。その周囲の悪意がおぞましい。

虐待されて育ったせいで、人間の嫌な部分にばかり遭遇する。

虐待された私は、虐めても大丈夫な「みんなのもの」でもあるからね。

それがわかるから、あまり人間と深くかかわりあいたくない。「みんなのもの」であることがバレてしまうから。

 

この深くて不快な人間不信を治さないと社会復帰できないんだろうけど、「いつまでもそんなんじゃだめだ!」と勢いで始めたパートはブラックで、社会復帰挫折。

漫画やアニメなら、ホワイトパートに恵まれ、仲間の優しさに心も回復・・・なんだろうけど、現実はブラックだった。

益々人間ムリ!!

ブラックに引っかからないよう、今から求人を見ているけど、外で働くってだけでイジメのイメージしかなく辛い。

働きたい気持ちは強いんだけど、対人恐怖が病気の域なのかもしれない。

 

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